2015年08月12日(水)
IEA、世界石油需要の伸びを前月から20万バレル引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は12日に発表した月報で、2015年度の世界石油需要が前年比で160万バレル増加すると推定、前月から20万バレル引き上げた。世界経済の回復ペースがしっかりとしてくることや、価格の下落を受けた消費の増加が背景となっている。2016年は140万バレルと、マクロ経済の回復を支えに平年を上回る伸びが続くとした。
7月の世界石油生産は前月から60万バレル減少、非OPEC産油国の生産減少が背景にある。非OPECの生産は2014年に日量で240万バレル増加した後、2015年には110万バレル増加。2016年の伸びは20万バレルに縮小する。
OPECの7月石油生産は日量3,179万バレルと、前月から1万5,000バレルの小幅減となった。イラクの生産が過去最高を更新、イランの生産も増加したが、サウジの生産減少で相殺された。2016年のOPECに対する石油需要(Call on OPEC)は日量3,080万バレルと、前年から140万バレル増加する。
6月末時点でのOECD諸国の石油在庫は29億1,600万バレルと、前月から990万バレル増加、過去最高を更新した。世界市場における供給可能が日量210万バレルと、更に広がったことなどが背景にある。製油製品の在庫は消費の31.3日分をカバー、5月末時点から0.2日増加した。
7月の製油所稼動は日量8,060万バレルと、前年同月を320万バレル上回る高水準にある。
Posted by 松 8/12/15 - 07:10



