2015年08月27日(木)
4-6月期GDP改定値は前期比3.68%増に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)改定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 15年2Q | 速報値 | 15年1Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑3.68% | ↑2.32% | ↑0.64% | ↑ 3.1% | |
| 個人消費 | ↑3.11% | ↑2.94% | ↑1.75% | ||
| 国内投資 | ↑5.17% | ↑0.33% | ↑8.59% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑2.08% | ↑2.02% | ↑0.11% | ↑ 2.0% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑2.18% | ↑2.15% | ↓1.91% | NA | |
| >>コア | ↑1.84% | ↑1.81% | ↑0.96% |
米商務省によると、4-6月期実質国内総生産(GDP)は前期比3.68%増と、2014年7-9月期以来の高い伸びを記録した。速報値の2.32%から上方修正、市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は3.11%の増加と、速報の2.94%から引き上げられた。耐久財が7.32%増加から8.21%増加に上方修正され、2014年4-6月期以来の高い伸びとなった。非耐久財は4.12%の増加と、これも速報の3.55%から引き上げ。サービスは2.00%の増加で、2014年1-3月期以来の低い伸びにとどまった。また、速報の2.05%増からもやや修正された。
設備投資は3.16%増加と、速報値で0.60%減少だったのから引き上げとなった。2012年10-12月期から連続して増加している格好となる。建造物は速報で1.56%の減少だったのから3.18%増加に改定。機器は2-四半期ぶりの減少となったが、マイナス幅は速報の4.07%から0.38%に縮小した。知的財産権は8.59%増に上方修正。住宅投資は7.79%と2014年4-6月期から連続増加、速報の6.64%からも上方修正された。
4-6月期の在庫投資は1211億ドル増加、GDPに0.22ポイントのプラス要素となった。速報で1100億ドル増GDPを0.08ポイント削減していたのから上方修正された。
貿易収支は5327億ドルの赤字で、赤字幅は速報の5363億ドルから引き下げられた。輸出と輸入ともに増加し、ただ、伸び率はそれぞれ5.32%から5.17%、3.46%から2.76%に下方修正となった。政府支出は2.63%、3-四半期ぶりの増加となり、伸び率は速報の0.78%から大幅に上方修正された。連邦政府で速報時に1.08%減少だったのが、0.04%と僅かながらも増加に改定、地方政府の伸び率は1.96%から4.29%に引き上げられた。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から2.18%上昇と、速報の2.15%からやや上方修正となった。一方、エネルギーと食品を除いたコアは、1.81%上昇から1.52%上昇に引き下げられた。
Posted by 松 8/27/15 - 08:54



