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2016年04月07日(木)

16/17年世界穀物生産、初回見通しは前年下回る25.212億トン・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は7日、世界の2016/17年度穀物生産が25億2120万トンになるとの初回見通しを発表した。前年度の推定25億2560万トンをやや下回るが、それでも過去3番目の高水準という。小麦の生産予測は前年比2.8%減の7億1270万トン。ロシアとウクライナでの生産ダウンが主な要因とし、いずれも乾燥で作付が低調なことを指摘した。また、モロッコや欧州連合(EU)の干ばつによる影響懸念を示した。一方で、中国の生産は前年から小幅増加が見込まれるとし、インドも前年の干ばつ被害から回復を予想。

コーンなど雑穀を13億1330万トンとみており、前年との比較で0.8%の増加になる。コーンだけで約10億1400万トンと、前年から1.1%の増加の見通し。EUのイールド改善予想、米国ではほかの作物に比べて採算性が高いことを背景に作付増加が予想されているという。ただ、アフリカ南部やブラジルではエルニーニョ現象に伴う乾燥が続いていることで、生産も減少の見通しとした。なお、2015/16年度の穀物生産推定は25億2460万トンから上方修正。小麦は7億3300万トンで据え置き、雑穀を13億20万トンから13億230万トンに引き上げた。

2016/17年度の穀物消費予測は前年比1.1%増の25億4750万トンとした。25億2600万トンで、従来の25億2660万トンから下方修正した。それでも、前年比にすると0.7%の増加。穀物貿易に関すると、2016/16年度を3億6830万トンから3億7020万トンに引き上げ、一方、2015/16年度に3億6510万トンに減少の見通しとした。また、2015/16年度の期末在庫を6億3550万トンとみており、従来の6億3620万トンから小幅修正で、前年の6億3560万トンとほぼ変わらずの見方でもある。一方、2016/17年度には6億1070万トンに縮小予想。

Posted by 直    4/7/16 - 09:29 

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