2016年04月14日(木)
2016年の世界石油需要の伸びは前年比120万バレル、IEA
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2016年度の世界需要の伸びを日量120万バレルと推定、前月からほぼ据え置きとした。2016年1-3月期の需要の伸びは日量120万バレル、2015年10-12月期の140万バレル、7-9月期の230万バレルから大落ち込んだ。米国や中国、欧州の多くの国での伸び悩みが背景にある。
3月の世界石油生産は日量9,610万バレルと前月から30万バレル減少した。前年同期は170万バレル上回る水準にある。2016年全体では、非OPECの生産は日量5,700万バレルと前月からほぼ据え置き、前年から71万バレル減少する見通しとなっている。
OPECの3月石油生産は日量3,247万バレルと、前月から9万バレル減少した。イラクやナイジェリア、UAEでは生産の停止が続く一方、イランやアンゴラでは生産が増加した。サウジの生産は減少したものの、依然として日量1,020万バレルの高水準にある。
2月末時点でのOECD諸国の在庫は30億6,000万バレルと、季節的な傾向に反して前月から730万バレルの積み増しとなった。平年を3億8,700万バレル上回る水準にあり、前月から拡大した。早期に集計されたデータによると、3月は更なる積み増しが見られると予想される。
製油所稼動は、2016年1-3月期に日量7,930万バレルと、前年同期比で120万バレル増加する。4-6月期は日量7,970万バレルと前年比で80万バレルの増加にとどまる見通しだ。2016年の増加分は、全て新興国によるものとなっている。
IEAは今回の月報で、需要の堅調な伸びが続いていることや、非OPEC産油国の生産減少によって、今年後半には需給のバランスが取れるとの見方を示している。
Posted by 松 4/14/16 - 08:07



