2016年05月18日(水)
参加者のほとんどが指標次第で6月利上げ適切と判断・FOMC議事録
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)が18日に発表した4月26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録によると、FOMCメンバー以外の連銀高官も含む参加者のほとんどが経済指標次第で6月の利上げが適切との見方を示していたことが明らかとなった。4-6月期に景気が上向き、更なる雇用拡大、インフレ率は当局の2%の目標に向かっていることを示す指標が相次ぐことが前提になるという。
ただ、実際に今後のデータが利上げの可能性を強めるかどうかについては、見方もまちまちだった。一部の参加者は金利引き上げを正当化させるには不十分となることに懸念を示し、一方で、参加者の中にはより自信を見せる向きがあった。このほか、複数の参加者は市場が6月の利上げの可能性を織り込んでいないことを警戒、当局の金融政策の取り組みについて市場とのコミュニケーションの重要性を強調した。
海外情勢に関すると、参加者は世界経済や金融市場の動向がもたらしていたリスクが後退したとの判断でFOMCメンバーは概ね一致しながらも、国内の消費鈍化が続くことや、世界経済および金融の見通しによっては、下振れリスクが残るとの見方もあった。また、一部では英国の欧州連合(EU)からの離脱、中国情勢に対する市場の反応を懸念する向きがあった。
Posted by 直 5/18/16 - 14:44



