2016年11月23日(水)
世界コーヒー見通し、供給不足幅280万袋に上方修正・ラボバンク
[コーヒー]
欧州銀ラボバンクは23日、2016/17年度の世界コーヒー市場で280万袋の供給不足になる見通しを示した。不足幅は8月時点での250万袋の予想から上方修正。ロブスタ種の供給が需要を500万袋下回る見通しで、アラビカ種の220万袋の供給過剰でも相殺できない見方である。ただ、ロブスタ種の不足幅は8月の520万袋から小幅引き下げた。一方、アラビカ種は前回報告時の270万袋の供給過剰から修正。
ラボバンクはまた、2017/18年度も供給不足が続くと見ており、実現すれば4年連続で供給が需要を下回る。要因はロブスタ種の不作で、主にブラジルの主要生産地エスピリトサント州の干ばつによるという。また、アラビカ種は生産周期の裏作に当たるため、需給は均衡しても、余剰供給は見込めないとの見方を示した。
ベトナムの2016/17年度生産は前年比4%減少の見通しとし、年初に見越していた15-20%よりも小幅の落ち込みにとどまる見方にシフトした。多雨で、灌漑向けになる給水所が満たされていることを指摘。ベトナムのコーヒーの大半は灌漑設備に依存しているためである。このほか、ブラジル以外の中南米諸国の2016/17年度生産は上向くと予想。ペルーやコロンビアなどの増加によってアラビカ種の生産が110万袋押し上げられるとの見方である。
Posted by 直 11/23/16 - 11:07



