2018年02月21日(水)
フィラデルフィア連銀総裁、現時点で今年内2回の利上げを予想
[要人発言]
フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は21日の講演で、今のところ今年内2回の利上げを予想していると述べた。景気は比較的しっかりしているものの、インフレが依然として伸びないことを指摘。金融政策の決定は経済指標次第である方針を強調し、これまでの経済指標から現時点で2回の利上げが適切とみているという。ただ、変化に応じて利上げの回数を調整することにも前向きなことを示した。
2018年の実質国内総生産は引き続き約2.5%の増加を見通していると述べた。ここ数年間に続いて個人消費が経済成長の要であるとコメント。ただ、2019年の成長率は2%にとどまり、その後さらに伸び悩むとも見通した。失業率は2019年半ばまでに3.6%まで下がるのを見越すとした。雇用に関してはまた、2018年も雇用創出が力強く伸びるのを見込むものの、需給が引き締まることによってどこかの時点でペースが鈍り始めるとした。インフレ率は2019年終わりまでに2%の目標に到達または超えるのを見越しているという。
ハーカー総裁はこのほか、当局の長期的な目標や金融政策の見直しに前向きなことを示しながら、総裁自身が変更、具体的な代替策を支持しているのでもないとした。
ハーカー総裁は2017年に米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーを務めた。フィラデルフィア連銀総裁が次回FOMCの投票権を持つのは2020年になる。
Posted by 直 2/21/18 - 11:21



