2019年06月17日(月)
19/20年度世界小麦生産見通し上方修正、前年比5%増加・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2019/20年度の世界小麦生産見通しを7億7000万トンと、3月時点での7億5500万トンから引き上げた。前年から5.1%増加。欧州連合(EU)で前年比8.7%増の1億5000万トン、黒海周辺地域では8.1%増えて1億2000万トンになるのを見越す。一方、米国の生産予想は5100万トンとし、前年と比べて0.6%の減少。インドが9960万トン、中国は1億3100万トンといずれも前年からやや減少になる。
2019/20年度の世界小麦消費予想は7億5400万トンから7億5300万トンに小幅引き下げた。それでも、前年からは2.0%の増加になる。食用で1.4%増えて5億2600万トンを見越す。飼料用では1億4600万トンとし、4.3%増加する見通し。
貿易が前年から2.3%増えて1億7800万トンになる見通しを示し、従来の1億7600万トンから引き上げた。このうち主要国別の輸出をみると、EUが7.4%増えて2620万トン、カナダは1.3%増加し2310万トンになると予想。黒海周辺国でカザフスタとロシアがそれぞれ8.3%、1.4%減少の見通しであるものの、ウクライナは8.5%増加を見越す。米国は前月比2.8%減の2450万トン。期末在庫に関すると、2億5000万トンから2億8100万トンに上方修正、前年から6.4%膨らむと見通した。
Posted by 直 6/17/19 - 11:09



