2017年05月11日(木)
今年終わりか来年初めにバランスシート縮小開始、NY連銀総裁
[要人発言]
ニューヨーク連銀のダドリー総裁は11日にムンバイで講演した後に設けられた質疑応答で、景気が想定通り展開することを前提に今年の終わりか来年初めにバランスシートの縮小を始める見通しを示した。完全雇用にかなり近い状態にあり、インフレ率は2%の目標をやや下回っているだけと指摘。徐々に金融緩和政策を解除していくことが望まれると述べた。ただ、バランスシートの縮小は慎重に行うとし、金融政策を大幅に変更することはないとした。
講演ではグローバリゼーションをテーマに取り上げ、利点とコストに言及。その上で、保護主義は短期的に特定のセクターにはプラスでも、長期的に景気拡大の妨げとの見方を示した。講演の中では、金融政策に関する発言はなかった。
Posted by 直 5/11/17 - 14:42
2017年05月08日(月)
FRB目標概ね達成、さらなる利上げ必要・クリーブランド連銀総裁
[要人発言]
クリーブランド連銀のメスター総裁は8日の講演で、米連邦準備理事会(FRB)の雇用と物価の目標を概ね達成し、金利をさらに引き上げる必要があるとの見方を示した。一時的な景気減速を示す経済指標に過剰反応せず、中期的な見通しに基づいて、景気が想定通りに進展するなら利上げ継続が必要という。米連邦公開市場委員会(FOMC)が会合ごとに利上げをすることはないが、先送りしすぎると、あとでペースの速い利上げを要し、景気後退のリスクを高めるとコメントした。
また、金融政策の正常化はバランスシートの縮小を意味し、FOMCも認識していると述べた。現在見越している経済情勢になることを前提に、事前に具体的な解説をするなら、保有する住宅担保ローン証券などの償還金をエージェンシー債へ再投資する方針を変更することに異論はないとコメント。再投資を停止し、バランスシートの縮小に向けて動き出すのは平時の景気や金融政策に戻りつつあることを示すという。
本日はまた、セントルイス連銀のブラード総裁がアトランタ連銀主催のイベントで、労働生産性や労働力人口の伸びペースが鈍いうえ、安全資産需要が強いために自然利子率が低水準にとどまっているとの見方を示した。目先、情勢の変化も見込めないとコメント。金利をこれ以上引き上げる必要はないとの見方を示した。
クリーブランド連銀総裁は2018年、セントルイス連銀総裁は2019年にそれぞれFOMCのメンバーを務める予定となっている。
Posted by 直 5/8/17 - 14:52
ブラジルの大豆収穫、5日時点で97.6%終了
[要人発言]
ブラジル農業顧問サフラスによると、同国の2016/17年度大豆収穫は5月5日時点で事前見通しの97.6%終了となった。前年同期と過去5年平均ともに97.5%であるのとほぼ変わらず。サフラスのアナリストは、多くの地域で天候に恵まれ、作業が進んだとコメント。マットグロッソ州で完了し、リオグランデ・ド・スル州で98%、サンタカタリナ州で95%それぞれ終わったという。
Posted by 直 5/8/17 - 11:55
2017年05月05日(金)
SF連銀総裁、年内あと2−3回の利上げ見通し繰り返す
[要人発言]
サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は5日に記者団に対し、年内あと2−3回の利上げが必要との従来の見方を繰り返した。5日朝に発表された4月の雇用統計を心強いデータと評価。景気が当局の目標に非常に近いとの見方も示した。一方で、失業率が年末までに同氏の見通しの4.5%を下回る、持続が難しくなる水準に下がるなど、労働市場が過熱する可能性が強まりつつあるとコメントし、利上げの継続に適した状態にあるとした。また、雇用は月8万−10万人の増加にスローダウンするべきだとも述べた。
ウィリアムズ総裁は2015年に米連邦公開市場委員会(FOMC)のメンバーを務めた。サンフランシスコ連銀総裁が次にFOMCの投票権を持つのは2018年になる。
Posted by 直 5/5/17 - 16:09
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