2023年03月17日(金)
EU・英国の23/24年度砂糖生産見通し、農薬禁止背景に下方修正
[砂糖]
S&Pグローバル・コモディティー・インサイツは、欧州連合(EU)と英国の2023/24年度砂糖生産見通しを1680万トンと、57万トン引き下げた。前年比は6%増加。欧州司法裁判所が、ネオニコチノイド系農薬使用を認可する特例措置を違反と判断し、主要生産国のフランスがネオニコチノイド系農薬使用認可の計画を中止したのが背景にあるという。ロイターによると、S&Pは、フランスの砂糖ビート作付7%減少を予想。それでも、EUと英国あわせての作付は1%増加を見通しているという。
ネオニコチノイド系農薬はミツバチの大量死の要因とされ、EUで2010年代に使用禁止となった。ただ、ネオニコチノイド系農薬はアブラムシ媒介性の萎黄ウィルス感染による黄化病に対し有効なことでも知られ、2020/21年度には黄化病が広がり、EUや英国などの砂糖ビート生産が落ち込んだ。
Posted by 直 3/17/23 - 08:53
2023年03月15日(水)
中国砂糖生産見通し、主要生産地の干ばつ理由に下方修正
[砂糖]
オーストラリアの調査会社グリーン・プール・コモディティー・スペシャリスツは、中国の2022/23年度砂糖生産見通しを917万トンと、従来の952万トンから引き下げた。南西部にある主要生産地の広西チワン族自治区の干ばつを理由にしており、広西の生産は前年比12%減の540万トンと6年ぶりの低水準を見通す。広西では2022年後半に干ばつが続き、地元のメディアによると11月までに76%の砂糖きびが被害を受けた。しかも、今年に入って2月から再び干ばつに見舞われていると伝わっている。広西の砂糖生産は中国の65%を占める。
Posted by 直 3/15/23 - 08:26
2023年03月14日(火)
インドの22/23年度砂糖輸出枠、9日時点で6割強出荷済み
[砂糖]
インドの砂糖貿易セクターを代表するAISTAによると、2022/23年度(10-9月)砂糖輸出枠の600万トンのうち、9日時点で377万5000トンと、6割強が出荷済みとなった。バングラデシュ向けが51万1000トンと最も多く、次いでソマリア、ジブチ、インドネシア、アラブ首長国連邦(UAE)という。このほか、127万トンが荷積み中、出荷向けに48万7000トンが製糖所にすでに送られたという。
業界では輸出の追加枠を求める空気が強い。政府は需給状況に基づいて判断するとしているが、今月初めに、今年度の国内生産が3360万トンに到達するなら輸出を100万トン増やすことができるとの食料省高官による発言が報じられていた。2021/22年度砂糖輸出枠は1100万トンだった。
Posted by 直 3/14/23 - 13:04
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