2020年01月24日(金)
ENSO中立でインドモンスーンに影響の可能性小さい・スカイメット
[天候]
インドの気象情報会社スカイメットは、エルニーニョ現象などによるインドの2020年モンスーン(6-9月)降雨への影響の可能性が小さいとの見方を示した。現時点で太平洋海面水温は平均近くあるいは平均をやや上回る程度で、北半球の春にかけて60%の確率でエルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生しないことを意味するエルニーニョ・南方振動(ENSO)中立状態が続き、夏場も50%と指摘。現状継続なら、モンスーンの間エルニーニョ現象が起きることなく、少雨に見舞わることもなくなるという。
スカイメットは、2019年のモンスーン開始時にはエルニーニョ現象が残っていたことから、雨不足に至ったことを挙げた。ただ、その後は雨量が増し、背景にあったのがインド洋赤道域の西部と東部の海面水温差の影響で起きるインド洋ダイポード現象(IOD)とコメント。昨年4月から12月の間にIODが正負の基準である0.4℃を上回ったままで、ピーク時には2.2℃と1997年以降最高を付けた。今年もIODが正の状態になるなら、モンスーンの降雨増加もあり得るとした。
インドで灌漑農地は約半分しかなく、大豆やコーン、砂糖きびなどの作付や生育にモンスーンの降雨がかぎとなる。
Posted by 直 1/24/20 - 14:37



