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2020年05月07日(木)

世界穀物消費見通し、新型コロナウィルス絡みで下方修正・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、世界の2019/20年度の穀物消費見通しを26億9680万トンと、従来の27億2150万トンから引き下げた。前年に比べて0.4%増加にとどまる。新型コロナウィルスの経済やエネルギー市場への影響を指摘し、また飼料用需要にもある程度のインパクトが出ていることを認識した。

雑穀を14億4690万トンから14億2460万トンに下方修正し、前年割れの見方にシフト、0.2%と小幅に減少する。コーンだけで2240万トン引き下げ、主に米国と中国の飼料用と工業用需要の下方修正が背景にある。小麦消費は7億6090万トンと見通し、90万トン引き下げ、欧州連合(EU)などの工業用を下方修正したため。だが、カナダは引き上げたともしている。また、世界消費は前年から1.2%増加し、食用が消費全体を押し上げるとの見方である。

2019/20年度穀物生産推定は27億2010万トンとした。4月の前回報告での27億2060万トンを僅かに下回るが、前年から2.4%増加。小麦を7億6330万トンから7億6240万トン、コーンを含めて雑穀の生産を14億4540万トンから14億4640万トンにそれぞれ修正した。それぞれ、前年との比較で4.1%、2.7%の増加になる。

穀物の貿易を4億2020万トンの従来見通しから4億2190万トンに修正した。前年から2.8%増加。期末在庫は8億6110万トンから8億8370万トンに上方修正で、前年を1.6%上回る。2年ぶりの増加予想に転じた。

FAOはこのほか、2020年世界小麦生産が7億6260万トンになるとの見通しを発表した。EUと北アフリカ、ウクライナ、米国で減少予想だが、オーストラリアとカザフスタンで前年の不作から回復、ロシアとインドをはじめ一部のアジア諸国でも増加が見込まれているという。少雨費は7億5940万トン、在庫が2憶7450万トンになる見通す。貿易は1億760万トンの予想。

Posted by 直    5/7/20 - 11:55 

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