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2020年08月13日(木)

世界石油需要見通しは過去数か月間で初の引き下げ、IEA
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2020年の世界石油需要を日量9,190万バレルと推定、前月から14万バレル引き下げた。過去数ヶ月間で初めての下方修正で、COVID-19への感染が高止まりする中で人々の移動が依然として制限され、航空業界の低迷が続いていることが背景にある。一方で中国の需要は大幅に回復、6月時点では前年比で75万バレル増加するとした。2021年の需要見通しは日量9,710万バレルと推定、こちらも前月から24万バレルの引き下げとなった。

7月の世界石油供給は日9,000万バレルと、前月から250万バレル増加した。サウジが自主的に行ってきた100万バレルの追加減産を取りやめたことが背景にある。UAEの生産もOPECプラスの減産目標を上回り、米国の生産にも回復の兆しが見えてきた。OPECプラスは8月から減産幅を約200万バレル縮小するが、これまで生産枠を超えて生産していたこともあり、8月の生産量に大幅な変化は見られそうにない。2020年の世界生産は前辺から日量710万バレル減少、2021年は160万バレル増加するとした。

製油所稼働は回復を続けているものの、石油製品在庫が高水準にあることから、需要の回復に比べてペースは鈍くなっている。7月の稼働は今年の最低を記録した5月から日量で370万バレル増加、年末までには更に560慢バレル増加すると見られている。2020年通年では前年比で690万バレルの減少、2021年には450万バレルの回復が見らえるという。2018年のピークからでは、270万バレルの減少となる。

6月末時点でのOECD諸国の在庫は32億3,500万バレルと、前月から1,620万バレルの積み増しとなった。2020年の初めからでは、ここまで日量178万バレルのペースで積み増しが進んでいる。速報データによると、7月は米国で1,820万バレルの取り崩し、欧州では360万バレルの積み増し、日本は160万バレルの取り崩しとなった、7月の洋上在庫は1億8,480万バレルと、6月に過去最高を記録したのから3,570万バレル減少した。

Posted by 松    8/13/20 - 09:01 

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