2020年09月02日(水)
EUと英国軟質小麦生産見通し、3回連続の下方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは8月24日付のレポートで、欧州連合(EU)27ヶ国と英国の2020年軟質小麦生産見通しを1億2912万2000トンと、6月時点の1億2968万6000トンからやや引き下げた。1月に前年比5.3%減の1億3790万1000トンになるとの初回予想を発表してから、これで3回連続の下方修正。前年から12.0%減少する。作付は2258万2000ヘクタールから2237万8000ヘクタールに3回連続で引き下げた。前年との比較で6.3%ダウン。イールド予想が5.77トンで、前年を6%下回るが、前回報告時の5.74トンから引き上げた。
国別に、最大のフランスの生産が2940万7000トンの見通しで、前年から14.9%減少、また従来の3202万1000トンから3回連続して引き下げた。2位のドイツは前年比5.3%減の2178万9000トンで据え置いた。英国の生産見通しについても1000万3000トンを維持、前年からは38.6%の落ち込みになる。
EUと英国のコーン生産見通しは6678万5000トンから6459万8000トンに引き下げた。初めての下方修正になり、前年との比較で0.4%と僅かにも減少の見方に転じた。作付を918万1000ヘクタールから892万7000ヘクタールに下方修正。ただ、前年からは3.4%の増加になる。一方、イールドは7.24トンとみており、7.27トンから2回連続下方修正、1月の初回見通しの7.26トンも下回る。前年に比べて3.6%低下する。生産国で最大のフランスは1413万3000トンと、前年を10.8%上回る見通しだが、従来の1538万9000トンから引き下げた。2位のルーマニアを1282万5000トンから1192万5000トンに下方修正、前年からは11.8%の減少。3位のハンガリーは756万1000トンから780万トンに引き上げたが、前年から2.5%減少予想になる。ドイツは461万トンから430万トンにやや下方修正。
Posted by 直 9/2/20 - 12:00



