2020年09月03日(木)
20年ブラジルエタノール生産、3年ぶり減少見通し・USDAアタシェ
[エタノール]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2020年エタノール生産は313億5000万リットルと前年から16.1%減少の見通しとなった。3年ぶりのマイナス転落になり、2019年だけでなく2018年も下回る。このうち燃料用が前年比16.7%減の286億6200万リットル。エタノール以上に砂糖生産を進めているのが背景にある。
砂糖きびの主要生産地であるサンパウロ州やゴイアス州では、新型コロナウィルスに絡む経済活動の規制が懸念されていたが、いずれの州政府も砂糖・エタノール産業をエッセンシャルビジネスとみなし、生産への影響は出ていない。ただ、ウィルス感染流行と石油価格の下落は砂糖・エタノールの需給に影響を及ぼしていることを指摘した。
コーン由来のエタノールに関すると、2020年に25億リットルになる見通しで、前年から117万リットル増加、全体の約8%に相当する。現時点でコーンからの生産工場が11件で、主にマットグロッソ州で展開しており、ゴイアス州やパラナ州でも工場がある。11件中9件はコーンのみからの生産。また、3件か建設中であり、1-2年内に稼働開始の計画となっている。バイオディーゼルの生産は62憶7000万リットルの予想で、前年から5.8%増加する。
Posted by 直 9/3/20 - 10:47



