2021年03月01日(月)
原油:大幅反落、OPECプラスの減産緩和観測背景に売りが加速
[場況]
NYMEX原油4月限終値:60.64↓0.86
NY原油は大幅反落。4日のOPEC総会や5日のOPECプラスの会合を控え、産油国が現在の減産体制を緩和させるとの見方が強まる中、ポジション整理の売りが大きく膨らんだ。4月限は夜間の取引開始から買いが先行、62ドル台後半まで値を切り上げての推移となった。ロンドン時間に入ったあたりから徐々に売り圧力が強まり、朝方には61ドル台後半まで下げ幅を拡大。通常取引開始後には売りも一服となり、しばらく61ド台半ばから後半のレンジ内でのもみ合いが続いたが、昼前からは改めて売りが加速、一時60ドルの節目を割り込むまで値を崩す場面も見られた。
Posted by 松 3/1/21 - 15:00