2021年03月25日(木)
10-12月期GDP確定値は前期比4.33%増加に上方修正、予想上回る
[経済指標]
実質国内総生産(GDP)確定値
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 20年4Q | 改定値 | 速報値 | 20年3Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑4.33% | ↑4.09% | ↑4.01% | ↑33.44% | ↑4.1% | |
| 個人消費 | ↑2.32% | ↑2.36% | ↑2.50% | ↑41.03% | ||
| 国内投資 | ↑27.76% | ↑26.52% | ↑25.32% | ↑86.34% | ||
| 物価指標 | ||||||
| >GDPデフレーター | ↑2.04% | ↑2.14% | ↑2.04% | ↑3.51% | ↑2.1% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑1.46% | ↑1.57% | ↑1.52% | ↑3.66% | NA | |
| >>コア | ↑1.25% | ↑1.38% | ↑1.37% | ↑3.44% |
米商務省によると、2020年10-12月期実質国内総生産(GDP)は前期から4.3%の増加、改定値の4.09%から上方修正となった。引き上げは速報値の4.01%増から2回連続で、市場予想も上回った。
経済の3分の2を占める個人消費支出は、2.32%増加した。伸び率は速報段階で2.50%だったのから、2.36%に引き下げられ、今回も小幅ながら一段の下方修正となった。耐久財は1.10%の減少、改定値の0.55%より大幅のマイナス。非耐久財のマイナス幅も1.06%から1.56%に修正となった。サービスは4.25%の増加、改定値の4.03%増から上方修正された。
設備投資は14.01%増から13.08%増加に引き下げとなった。建造物は6.22%の減少と改定値の1.12%増加から下方修正、5-四半期連続のマイナスとなった。機器は25.67%増から25.43%増に下方修正。一方で知的財産権は8.36%増から10.46%増に引き上げられた。住宅投資は36.64%の増加、改定値の35.78%から上方修正となった。在庫投資は621億ドルの増加、GDPに対して1.37ポイントのプラス要素で、改定値で480億ドル増加、1.11ポイントのプラス要素だったのから上方修正された。
貿易収支は1兆1220億ドルの赤字となった。前期に初めて、赤字幅が1兆ドルを超え、今回一段と拡大したが、改定値の1兆1230億ドルに比べると小幅にとどまった。輸出は22.34%アップ、輸入は29.86%の増加で、それぞれ改定値より高い伸びに修正となった。
政府支出は0.82%と、2‐四半期連続で減少した。マイナス幅はで改定値の1.10%に比べて小さく、速報値の1.24%も下回った。連邦政府は0.87%、地方政府は0.78%それぞれ減少。いずれも改定値より小幅となった。
個人消費支出物価指数(PCE)は前期から1.46%の上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は1.25%上昇した。いずれも改定値の1.57%と1.38%から下方修正された。前年比にすると、PCEは1.18%、コアは1.38%上昇した。
Posted by 松 3/25/21 - 08:46



