2021年06月18日(金)
想定以上の物価上昇で22年終わりに利上げ・セントルイス連銀総裁
[要人発言]
セントルイス連銀のブラード総裁は18日のCNBCとのインタビューで、2022年終わりに利上げを開始するとの見方を示した。15-16日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に発表された会合参加者の金利見通しで、2022年や2023年の利上げ予想が3月の前回調査から増加し、総裁が来年の利上げを見越す1人だったという。当初の想定以上に物価上昇が進んでいることを理由に挙げた。景気が速いペースで伸びていることや労働市場の改善を指摘。ただ、物価の上振れリスクがやや高まっているともコメントした。当局がタカ派に系統するのは自然なことであると述べた。
1200億ドルの資産購入プログラムに関すると、縮小を始める前に数ヶ月間討議することになるだろうと述べた。ただ、現在想定している通り進展するかどうか不透明であり、会合ごとで状況を判断していくともいう。
一方、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁はロイターに対し、少なくとも2023年までゼロ金利政策を維持することに指示を示した。雇用がなお新型コロナウィルス禍前の水準を下回っていることを指摘し、ゼロ金利を保つことで雇用がさらに伸びるとコメント。物価上昇は一時的な要因によるとも強調した。
ブラード総裁は今年のFOMCの予備メンバーの1人であり、2022年に投票権を持つことになる。ミネアポリス連銀総裁は2023年にFOMCメンバーを務める予定。
Posted by 直 6/18/21 - 16:02



