2021年06月25日(金)
21/22年世界穀物生産見通し、一段と上方修正・IGC
[穀物・大豆]
国際穀物理事会(IGC)は6月24日付けの世界穀物需給報告で、世界の2021/22年度穀物生産が過去最高を更新するとの見通しを維持し、さらに従来予想から一段と引き上げた。最新予測は23億100万トンで、前月時点での22億9200万トンから上方修正。前年比3.8%増加となる。コーンを11億9200万トンから12億100万トンに引き上げ、これも過去最高の見通し。主に中国の上方修正によるという。小麦は7億8900万トンとみており、100万トン下方修正だが、前年に比べると2.1%増加。
2021/22年度穀物消費見通しは22億9700万トンから22億9900万トンに引き上げた。前年との比較にして2.8%増加。小麦の消費を7億8700万トンで据え置き、コーンは11億9900万トンから12億100万トンに僅かに引き上げた。それぞれ、前年から2.3%、3.4%%の増加。
2021/22年度の穀物貿易は前月時点での4億1500万トンの予想から4億1800万トンに引き上げた。東アジアの小麦輸入上方修正が全体を押し上げる格好になったとしている。それでも、前年に比べると1.7%減少で、3年ぶりのマイナス転落。小麦を300万トン引き上げて1億9100万トンとし、前年比横ばいの見方となった。一方、コーンは1億8100万トンの見通しで、300万トン下方修正。前年に比べると4.2%減少。穀物の期末在庫を200万トン引き上げた。最新予想は5億9700万トンで、前年と同水準、4年続いた取り崩しが一服するとの見方に転じた。
Posted by 直 6/25/21 - 09:07



