2021年09月02日(木)
21/22年世界小麦生産見通し、下方修正で前年割れに転じる・AMIS
[穀物・大豆]
農産物市場情報システム(AMIS)は月次レポートで、世界の2021/22年度小麦生産見通しを7億6950万トンと、7月時点での7億8470万トン(8月のレポートは休み)から1520万トン引き下げた。カナダやロシア、米国を中心に乾燥によるイールドの下方修正が背景にある。最新予想は前年比0.7%減少で、5月に初回予想を発表して初めて前年割れの見方に転じた。
消費予想は7億7970万トンから7億7750万トンに下方修正したが、前年と比べると2.4%の増加になる。食用と飼料ともに増加予想という。貿易は1億8510万トンの予想で、430万トン引き下げた。修正によって前年比1.4%減少の見通しになる。カナダ、ロシア、米国の輸出引き下げが、アルゼンチンと欧州連合(EU)、ウクライナの輸出上方修正以上という。期末在庫は2億9690万トンから2億8410万トンに引き下げた。カナダ、米国、ロシアなど複数の下方修正が全体を押し下げる格好になり、この結果前年から2%ダウン。これまでの3年連続増加の見通しからシフトした。
AMISは、市場の透明性を高めることなどを目的に主要20カ国・地域(G20)が設立した。
Posted by 直 9/2/21 - 11:45



