2021年09月13日(月)
2021/22年世界小麦生産見通し、1100万トン下方修正・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2021/22年度の世界小麦生産見通しを7億7900万トンと、6月の前回報告での7億9000万トンから1100万トン引き下げた。それでも前年の推定7億7500万トンから0.6%増加し、3年連続で過去最高を更新する。主要生産地別にみて、米国を5100万トンから4620万トンに下方修正。この結果、従来の米国は増加予想だったのから、7.1%減少になった。このほか、黒海周辺地域を1230万トンから1200万トンに引き下げた。前年比にして4.0%減少。一方、欧州連合(EU)は1億3400万トンから1億3800万トンに上方修正。中国とインドは据え置いた。
2021/22年度の世界小麦消費は7億7400万トンから7億8400万トンに引き上げた。前年に比べて1.3%の増加になる。食用を5億7900万トンから5億8400万トンに上方修正。反面、飼料用は1億5100万トンとみており、600万トン引き下げ、修正によって前年から1.6%減少の見通しに転じた。
2021/22年度の貿易見通しは1億9600万トンから1億9400万トンに引き下げた。前年の推定を上方修正したこともあって、1.1%減少の見方にシフト。黒海周辺地域の輸出を140万トン引き下げて6300万トン、前年比較にして1.5%減少になる。このうちロシアだけで3710万トンから3460万トンに下方修正、カザフスタンを770万トンから710万トンに引き下げた。ウクライナは1960万トンから2130万トンに上方修正。米国輸出は2450万トンから2380万トンに引き下げた。カナダは1410万トンの輸出見通しで、1010万トンの下方修正。欧州は280万トン引き上げて3410万トンとした。オーストラリアの輸出は3905万トンから2300万トンに引き下げ、前年との比較で2.8%の減少になる。
期末在庫は前年から2億8000万トンになるとの予想で、前回報告時の3億3700万トンから引き下げた。前年から1.6%縮小する。
Posted by 直 9/13/21 - 10:49



