2021年12月15日(水)
12月ニューヨーク連銀指数は31.9に上昇、予想も上回る
[経済指標]
ニューヨーク連銀指数
出所:ニューヨーク連邦準備銀行、NY8:30発表、季節調整値
現況指数 | 21年12月 | 21年11月 | 市場予想 | |
総合 | 31.9 | 30.9 | 25.0 |
ニューヨーク連邦準備銀行が発表した12月の製造業景況感指数は31.9と、前月の30.9から上昇した。市場予想も上回った。
受注残は19.0と、前月の12.7から上昇した。一方、新規受注と出荷は共に27.1となり、それぞれ前月の28.8、28.2から低下した。雇用は前月に26.0と過去最高を記録したのから低下、週平均労働時間は12.1と、11ポイントの低下となった。生産コストを示す支払指数は83.0から80.2に低下、販売価格を表す受取指数も前月に50.8と過去最高をつけたのから44.6に下がった。
6ヶ月先の期待指数は36.4と前月の36.9からやや低下、3月以来の低水準となった。新規受注は34.4から30.0に低下、出荷は32.2から31.5に下がった。支払指数も72.0から66.1に低下したが、受取指数は55.9から60.3に上昇、過去最高となった。雇用は30.6から32.6に上がり、週平均労働時間は15.7と5.5ポイント上昇した。設備投資は34.7から38.0に上昇、2010年5月以来の高水準となった。テクノロジー投資は28.0から31.4に上昇した。
Posted by 松 12/15/21 - 08:44