小売売上高
出所：米国勢調査局、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル

米商務省によると、2021年12月の小売売上高は6068億3300万ドルと、前月から1.91%減少した。市場の横ばい予想に対して5ヶ月ぶりの減少、昨年2月以来の大幅マイナスを記録した。カテゴリー別にもマイナスが多く、特に無店舗販売の8.70%やデパートの6.95%の減少が目立った。家具は5.52%減少、スポーツ・趣味・音楽も4.32%減った。自動車及び部品は0.42%、ガソリンスタンドは0.66%それぞれ減少した。建設資材・造園は0.89%の増加、健康関連も0.55%の増加となった。

自動車および部品を除いた売上高は2.29%の減少と、予想外のマイナスとなった。ガソリンスタンドを除いてでは2.03%、自動車関連とガソリンスタンドともに除いた場合では2.48%それぞれ落ち込んだ。自動車、建設資材・造園、ガソリンスタンドを除いた売上高は、前月から2.82%減少した。