2022年01月24日(月)
21/22年ロシア穀物輸出見通し、堅調な需要背景に据え置き・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)によると、ロシアの2021/22年度(7-6月)の穀物輸出見通しは4800万トンで据え置きとなった。前年から若干減少だが、過去5年平均を6%上回る。ロシア政府は昨年に、国内供給の確保と価格の安定化を狙って小麦とコーン、オオムギの輸出関税を価格と連動させた算出方式を導入するなど輸出規制を行ったが、需要が堅調なことを背景に輸出への影響は限定的との見方である。穀物輸出の大半を占める小麦は3800万トン、コーンが450万トンの見通しで、いずれも過去平均以上になる。
Posted by 直 1/24/22 - 08:28