2022年07月14日(木)
22年EUエタノール燃料消費、2.3%増加見通し・USDAアタシェ
[エタノール]
米農務省(USDA)アタシェによると、欧州連合(EU)のエタノール燃料消費が55億7300万リットルと、前年から2.3%増加の見通しとなった。2月のロシアによるウクライナ侵攻に続いて原油やガソリンの価格上昇が進み、エタノールの競争力が高まって20%のエタノール混合ガソリン(E20)や85%混合(E85)の販売増加が消費を押し上げるとの見方である。
とりわけ、フレックス燃料車の増加に伴うE85需要を反映してフランスでの消費増加が予想されるという。このほか、スウェーデンでは2021年8月にE10が導入され、需要が伸びる見通し。ベルギーやブルガリア、ドイツなど14ヶ国でもE10が販売されており、オーストリアは販売の計画、ポーランドも2022年か2023年の導入を検討している。
エタノール燃料生産は前年比3.2%減の53億5400万リットルの見通しとなった。2020年に新型コロナウィルスの影響から2012年以来で50億リットルを下回ってから、2年連続して増加する。原料として砂糖ビートが809万2000トン消費の見通しで、前年と比べると45.6%アップ。また、コーンが664万トン、前年から1.6%増加となるが、小麦は295万トンで、9.5%の減少予想。輸入は5億3800万リットルの予想で、前年から12.8%の増加に転じる。
Posted by 直 7/14/22 - 08:29



