2023年03月22日(水)
FOMC、前回に続いて再び0.25ポイント引き上げ決める
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を年4.75-5%と、従来の4.5-4.75%のレンジから0.25ポイント引き上げたことを発表した。1月の前回会合に続いて再び0.25ポイントの利上げ。これで昨年3月からあわせて4.8ポイントの引き上げとなった。
一段の利上げは最大限の雇用と2%のインフレ率の目標達成のための決定とした。今後の金融政策に関すると、経済指標などこれから出てくる情報を注視し、利上げ効果を査定していくとした。インフレ率を2%に戻すのに十分な引き締め政策に向けもう幾分か追加の利上げが適切になるとし、従来の継続的な利上げが適切になると予想するとの文言は削除した。利上げの効果が出る時間差があることを考慮していく姿勢は維持した。FOMCはまた、従来の計画通りバランスシートの縮小継続を決め、インフレ率を2%の目標に戻すことに最善を尽くす意向を繰り返した。この日の金融政策は全会一致の決定だった。
FOMCは、前回の声明同様に最近の経済指標から消費支出や生産がやや伸びたとの見方を示した。ここ数ヶ月間雇用増加が進み、ペースも速いこと、また失業率が低水準を維持しているという。インフレについて、前回の声明に加えていた若干弱まったとの文言を削除、高止まりしているとの見方だけを残した。今回の声明には、米金融システムが健全かつ強靭との見方を加えた。最近の展開は家計や企業の信用状態を引き締め、、経済活動や雇用、物価に影響を及ぼすとコメント。ただ、影響の度合いは不透明ともした。インフレリスクには極めて注意深く監視しているとの文言は残した。FOMCは金融政策の運営に労働市場、物価動向及びインフレ期待、金融市場や国際情勢と広範囲にわたる情報に基づいてと従来とほぼ同じ方針を示した。
Posted by 直 3/22/23 - 14:26



