2023年03月24日(金)
2023年EU軟質小麦生産見通し、やや上方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは、欧州連合(EU)27ヶ国の2023年軟質小麦生産見通しを1億2947万1000トンと、昨年12月の前回レポートで発表した初回予想の1億2890万3000トンからやや引き上げた。前年の1億2679万7000トン(修正値)に比べて2.1%増加。面積は2225万3000ヘクタールから2206万9000ヘクタールに下方修正したが、前年比にすると0.4%の増加。イールドは5790キログラムから5870キログラムに上方修正、前年の5790キログラム(修正値)から改善の見通しである。
国別に、最大のフランスの生産見通しを前年比1.9%増の3434万4000トンとし、前回報告時の3412万8000トンから引き上げた。一方、2位のドイツは2287万5000トンから2197万9000トンに下方修正し、この結果、2.3%減少予想にシフトとなった。また、3位のポーランドを1237万3000トンから1262万5000トンに引き上げたが、2022年分がより大きな上方修正となったことから、前年比5.8%減少の見通し。EUを離脱した英国の小麦生産は1433万4000トンの初回予想から1503万9000トンに引き上げた。それでも、前年との比較にすると3.2%の減少になる。
EUの2023年コーン生産見通しは6454万3000トンから6210万3000トンに引き下げたが、前年の5231万4000トン(同)から増加には変わらない。面積を853万4000ヘクタールから850万4000ヘクタールに下方修正、イールドは7560キログラムから7300キログラムに引き下げた。生産国で最大のフランスを1238万3000トンから1054万トンに下方修正し、前年とほぼ同水準の見通し。2位のルーマニアは1111万7000トンから1032万8000トンに下方修正。3位のポーランドを766万8000トンから819万トンに引き上げた。ただ、前年も上方修正したため、2023年には2.2%減少見通しに転じた。
Posted by 直 3/24/23 - 10:22



