2024年06月11日(火)
24年EU軟質小麦生産見通し、2回連続下方修正・COCERAL
[穀物・大豆]
欧州の穀物輸出組合COCERALは、欧州連合(EU)27ヶ国の2024年軟質小麦生産見通しを1億2263万5000トンと、3月時点での1億2322万9000トンから引き下げた。昨年12月に1億2584万2000トンの初回予想を発表してから、これで2回連続の下方修正になる。前年比にして2.7%減少。面積を2113万7000ヘクタールから2088万5000ヘクタールに下方修正し、前年との比較で3.5%の減少。しかし、イールドは5870キログラムで、前年の5820キログラムから上昇見通しに変わらず、しかも前回報告時の5830キログラムから引き上げた。
国別に、最大のフランスの生産を3124万トンから3035万3000トン、2位のドイツは2043万8000トンから2025万トンに引き下げた。前年比はそれぞれ13.4%、5.1減少。3位のポーランドは1253万2000トンから1260万2000トンに引き上げた。ただ、前年に比べると0.2%と小幅にも減少見通しである。このほか、EUを離脱した英国の小麦生産を1091万6000トンから1182万1000トンに引き上げたが、前年との比較にすると15.1ダウンの見通し。
EUの2023年コーン生産見通しは6475万8000トン、3月の6431万トンから引き上げた。これは2回連続の上方修正で、前年から1.5%増加。面積を864万9000ヘクタールから872万6000ヘクタールに上方修正、前年比が1.5%増加になる。イールドは7440キログラムから7420キログラムに下方修正。前年の推定を7320キログラムから7420キログラムに引き上げたこともあり、横ばいの見通しにシフトとなった。生産国で最大のフランスが1307万7000トンの見通しで、1341万トンから下方修正、前年から1.3%増加する。2位のルーマニアは1118万トンから1113万7000トンに引き下げ、前年との比較が1.4%増加。3位のポーランドを879万トンから894万9000トンに上方修正。1.9%の減少になる。
Posted by 直 6/11/24 - 08:19



