2024年06月12日(水)
パウエル議長会見、改めてインフレ率引き下げの重要性を強調
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合後に記者会見を行い、改めてインフレ率を2%に引き下げる重要性を強調した。この1年間の物価上昇鈍化を認識しながら、インフレ率が高過ぎるとコメント。さらに目標に向かって下がると保証されていないとし、先行きの不透明感を指摘した。この日朝に発表された5月の消費者物価指数(CPI)は前月比横ばい、コア指数も予想以下の伸びにとどまった。議長はCPIデータに前向きに反応しながらも、単一の統計だけ判断できないと慎重な姿勢を繰り返し示した。
FOMCは7会合連続となる政策金利の据え置きを決めた。また、FRB理事や地区連銀総裁の間で年内の利下げ回数見通しが1回と、3月の前回調査時の3回からダウン。パウエル議長は会見で、インフレ率が目標に向かっていると確信できるまで利下げは適切でないとの判断を維持していることを示した。年初からデータがさえないことを認識し、強い自信を持てるまで当初の想定以上に時間を要しそうだと述べた。また、適切と判断している間は現行の金利水準を維持する可能性を示唆した。
Posted by 直 6/12/24 - 16:48



