2024年06月24日(月)
24年EU軟質小麦イールド見通し5.86トン、0.06トン下方修正・MARS
[穀物・大豆]
欧州連合(EU)の農業サポート機関MARSは月次レポートで、2024年のEU軟質小麦イールドを5.86トンと、前月時点での5.92トンから0.06トン引き下げた。2回連続の下方修正によって、3月に発表した初回予想の5.91トンを下回った。また、また、前年の5.81トン(修正値)に比べると上昇の見方を維持した格好になるが、過去5年平均の5.87トンと同水準にダウン。デュラム小麦は3.45トンから3.30トンに引き下げた。従来の上昇見通しから横ばいの見方にシフト。過去5年平均と比べても低い。小麦全体で5.64トンの予想とし、5.71トンから引き下げた。前年から0.9%上昇、過去5年平均からは変わらず。
コーンのイールド予想は7.59トンから7.55トンに引き上げた。それでも、前年の7.51トン(同)から改善し、過去5年平均の7.35トン(同)も上回る。
ベネルクス諸国やドイツ西部、フランス北東部、イタリア北部で水分過剰が生育や畑での作業に悪栄養を及ぼしていると指摘した。このため、夏作物の作付が遅れる見通し。スペインでは高イールド見通しだが、6月の熱波により東部の一角で冬作物の作柄悪化に至ったとコメント。軟質小麦について、イタリアとルーマニア、オランダの下方修正が大きく、デュラム小麦はフランスとイタリアを反映して引き下げになったという。
Posted by 直 6/24/24 - 14:00



