2025年03月03日(月)
25/26年世界小麦生産、前年から0.3%減少見通し・ABARES
[穀物・大豆]
オーストラリア農業資源経済科学局(ABARES)は四半期ごとの商品レポートで、2025/26年度の世界小麦生産が7億9400万トンと、前年から0.2%減少の見通しを発表した。わずかながらも2年ぶりのマイナス転落になる。栽培面積は2230万ヘクタール、イールドが3.6トンで、いずれも横ばい。生産はそのあと2年間横ばいあるいは減少の見通しであるが、2028/29年度に8億トン超に増加し、2029/30年度には8億1700万トンになる予想とした。
2025/26年度の世界小麦消費は前年比0.1%増の8億300万トン、生産とは逆に2年ぶりの増加になると見通した。次年度以降も増加基調を続け、2029/30年度には8億7000万トンに増加の予想。2025/26年度の貿易予想が2億500万トンで、前年から1.0%増加。次年度以降は2027/28年度を除いて増加となり、2029/30年度には2億1200万トンになる予想とした。期末在庫に関すると、2025/26年度に2億5700万トン、前年から3.4%減少。2026/27年度以降はまず2年間減少してから、増加基調に戻り、2029/30年度の在庫予測を2億4600万トンとした。
2025/26年度のオーストラリア小麦生産は3047万5000トンと、前年から10.7%減少する見通しを示した。前年の増加をほぼ戻す見方である。面積にして1.2%ダウン、イールドが前年の2.6トンから2.4トンに低下の予想。生産は2026/27年度に増加に戻り、2027/28年度には3698万7000トンに一段と増えると予想。しかし、2028/29年度に2636万6000トンに減少に転じる見通しで、2029/30年度にやや回復の予想ともした。
2025/26年度の輸出予想が2243万トンで、前年から4.2%減少する。そのあと2年間増加となってから、続く2年間は減少の見通し。2029/30年度には1833万4000トンに細るのを見越す。2025/26年度期末在庫予想は396万2000トン、前年との比較にして17.8%の落ち込みになる。2026/27年度にプラス転換、その次の年に500万ドンを超えるまでさらに積み増しが進む見通しだが、2028/29年度に減少、2029/30年度には286万2000トンに縮小の見通しとした。
Posted by 直 3/3/25 - 09:16



