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2025年03月13日(木)

マクロ経済の不透明感から直近2-四半期の石油需要下方修正、IEA
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は13日に発表した月報で、2025年の世界石油需要が日量1億390万バレルと、前年から100万バレル増加するとの見通しを示した。2024年の伸びが83万バレルだったのから拡大するが、前月からは小幅ながら引き下げとなった。このうち石油化学分野を中心とした中国をはじめとしたアジアの需要増が、全体の60%を占めるとした。もっともマクロ経済環境の先行き不透明感が高まる中、直近のデータは予想を下回っており、2024年10-12月期や2025年1-3月期の見通しの引き下げjにつながった。

世界石油生産は2月に日量1億330万バレルと、前月から24万バレル増加少した。カザフスタンの生産が過去最高を更新するなど、増加分の多くはOPECプラスによるものという。ベネズエラやイランも、近々制裁が強化されると予想される中で生産量を引き上げた。非OPECプラス産油国の生産は、2025年に前年比で150万バレル増加、多くがアメリカ大陸の増加によるものとなっている。OPECプラスの生産は、前年に日量77万バレル減少したが、4月以降も減産方針が継続するのであれば前年比で横ばいが予想されている。

製油所稼働は2月に日量8,280万バレルと、前月から57万バレル減少した。昨年12月に日量8,430万バレルと、過去5年で最高の水準を記録したあとは減少が続いている。2025年の稼働は日量8,330万バレルと、前年比で57万バレル増加するとの見通し。新興国の稼働が93万バレル増加、OECD諸国の稼働の落ち込みをカバーするという。2月の製油所マージンは、原油価格の下落に伴って改善した。

世界の石油在庫は、1月に4,050慢バレル取り崩しが進んだ。そのうち2,610万バレルは石油製品の減少によるものという。新興国の在庫は、輸入が落ち込んだ中国をはじめとして4,530万バレル大幅に減少。一方でOECD諸国の在庫は1,120万バレルの積み増し、このうち原油は2,500万バレル増加した。洋上在庫は、670万バレル減少した。速報データによると、2月は洋上在庫を中心に、在庫は回復したと見られている。

Posted by 松    3/13/25 - 05:36 

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