2010年09月10日(金)
IEA、2010年度世界石油需要を小幅引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は10日に発表した月報で、2010年度の世界石油需要を日量8,660万バレルと推定、前月から小幅上方修正した。2011年の需要は日量8,790万バレルとこちらはほぼ据え置き、前年比では2010年が日量190万バレル、2011年が130万バレルの増加となる。2011年度の中国の需要は、前年からの伸びが小幅ながら引き下げとなっている。
世界石油供給は8月が日量8,680万バレルと前月から25万バレル減少、カナダの油田の定期点検による供給減が背景にある。非OPEC諸国の生産見通しは2010年が日量5,260万バレル、2011年が5,290万バレルと、前月から僅かに引き上げられた。OPECの8月産油量は日量2,920万バレルと前月から6万バレル減少。OPECへの石油需要(Call on OPEC)は7-9月期が日量2,930万バレル、10-12月期が2,880バレルで、OPEC天然ガス液の生産見通し引き下げなどにより前月から引き上げられた。2011年は日量2,920万バレルと、前年比で30万バレル増加する。
7月末時点でのOECD諸国の石油在庫は27億8,500万バレルと前月から1,900万バレル増加、在庫は消費の61.4日分をカバー、1998年に記録した過去最高に近づきつつある。速報データに基づく8月末時点の在庫は更に870万バレルの積み増しが予想されている。一方、洋上在庫は取り崩しとなる見通し。
7-9月期の製油所稼働は日量7,470万バレルと4-6月期から60万バレル増加。もっとも、需要の伸び悩みによって10-12月期には日量7,390万バレルに減少する見通しとなっている。
Posted by 松 9/10/10 - 07:53



