2007年11月05日(月)
米エタノール会社、来年にかけて利ざや縮小へ・ムーディーズ調査
[エタノール]
米調査会社ムーディーズ・インベスターズ・サービシズは5日、米国のエタノール生産者は来年にかけて利ざや縮小を免れないとの見解を示す報告書を発表した。米政府がエタノール混合燃料の使用を義務付けるようになって需要は増加したが、そのためにコーン価格も上昇していることを指摘。一方で、政府のエタノール市場への補助は過剰生産を引き起こすだけとなってエタノール価格下落に至り、また2009年まで価格回復は見込めないと見通している。このため、キャッシュフロー、利益ともに伸びる余地が小さいとの見方である。
ムーディーズは、エタノール会社の債務格付けを当面シングルBのカテゴリー内で維持する意向を示している。ただ、同社はエタノールの生産能力が向こう1年から1年半の間に年20-30億ガロン増加すると見越しており、価格を押し下げるともに流通のインフラストラクチャー改善の需要も高まるだけとコメント。こうした状況下でコーンの値下がりはあり得ないとも見通す。エタノール価格が1ガロン1.75ドルより低い水準で推移し、コーンは逆に1ブッシェル3.50ドル以上が続くようなら格下げの可能性もあるという。
Posted by 直 11/5/07 - 12:05



