2007年11月06日(火)
EIA、世界石油需要見通しを前月から小幅上方修正
[エネルギー]
出所:米エネルギー省情報局(EIA)、単位100万バレル(日量)
| 2008年 | 修正 | 2007年 | 修正 | 2006年 | ||
| 世界需要合計 | 87.26 | ↑ 0.11 | 85.80 | ↑ 0.02 | 84.66 | |
| 世界供給合計 | 87.35 | ↑ 0.29 | 84.80 | ↑ 0.08 | 87.35 | |
| 価格見通し | 2008年 | 修正 | 2007年 | 修正 | 2006年 | |
| WTI原油 | $79.92 | ↑ 6.42 | $71.36 | ↑ 2.52 | $66.02 | |
| レギュラーガソリン小売 | $2.970 | ↑ 0.14 | $2.790 | ↑ 0.04 | $2.580 | |
| ディーゼル燃料小売 | $3.090 | ↑ 0.13 | $2.860 | ↑ 0.04 | $2.710 | |
| 暖房油小売 | $2.950 | ↑ 0.14 | $2.680 | ↑ 0.04 | $2.480 |
米エネルギー省情報局(EIA)は6日に発表したアウトルックで、07年度の世界石油需要を前月の推定から2万バレル、08年度の需要を11万バレルそれぞれ上方修正した。供給は07年度が前月から8万バレルの上方修正、08年度はOPECを中心に29万バレル引き上げた。
OPECの10月生産量は日量3,098万バレルと前月から19万バレル増加した。サウジが10万バレル、アンゴラが7万バレル増えた一方、イラクの生産は10万バレル減少した。増産の結果、生産余力はサウジに170万バレル、アルジェリアに4万バレルを残すのみとなっている。
OECD諸国の民間石油在庫は9月末現在26億バレルと過去5年平均とほぼ同水準にあると推定、OPECが今後生産量を幾分増やすと見られるにもかかわらず、在庫は07年末に過去5年平均を下回り、消費の50日分まで落ち込むと予想している。
価格見通しでは、07年度のWTI原油現物価格を1バレル71.36ドルと予想、前月から2.52ドル引き上げた。08年度は79.92ドルと6.42ドル上方修正している。ガソリンやディーゼル燃料、暖房油価格見通しは07年度が前月から1ガロン4セント、08年度は13セントから14セントそれぞれ引き上げられている。
EIAはまた、追加レポートとして、現在の価格上昇について分析、需給バランスに関わる次の7点を主な価格押し上げ要因としている。
1. 世界経済の力強い成長に伴う需要増
2. 非OPEC産油国の供給の伸び悩み
3. OPECの生産方針
4. OPEC諸国の生産余力の低さ
5. OECD諸国の在庫低迷
6. 世界的な石油精製能力の欠如
7. 地政学リスクの高まりと供給への不安
Posted by 松 11/6/07 - 11:18



