2010年12月15日(水)
11月消費者物価指数は前月比0.12%上昇、予想下回る
[経済指標]
消費者物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
| 前月比 | 10年11月 | 10年10月 | 市場予想 | |
| 消費者物価指数 | ↑0.12% | ↑0.23% | ↑0.2% | |
| コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.10% | ↓0.01% | ↑0.1% |
米労働省が発表した11月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.12%上がった。5ヶ月連続上昇だが、10月の0.23%より低い伸びで、市場予想も下回る。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は10月のほぼ横ばいから11月には0.10%上昇となり、市場予想と一致した。
エネルギーが 0.22%上がった。7月から連続して上昇となるものの、10月の2.60%と比べて大きく伸び悩んだ格好になる。ガソリンが0.66%上がり、これも前月の4.56%から著しく上昇尾ペースが鈍った。ガス・電力は0.65%下落に転じた。一方、食品・飲料は3ヶ月連続上昇で、また11月は0.18%と前月の0.07%からペースが加速。シリアル・パン類や非アルコール飲料水がプラス転換し、油類の値上がりも目立った。果物・野菜は2ヶ月連続ダウンでも、前月より小幅の下げである。反面、砂糖・甘味料が1%以上の落ち込みとなった。
コア部分では、航空運賃が2.97%上昇し、2008年6月以来の高い伸びとなった。教育の伸び率は0.42%と5ヶ月ぶりの高水準だ。アパレルが前月より0.18%高く、4ヶ月ぶりのプラス転換。反面、宿泊料金が1.55%下がり、2ヶ月連続で1%を超えるマイナス幅となった。新車は0.36%下落。10月に1月以来のマイナス転落となり、11月には一段とペースの速い値下がりである。
11月のCPI は前年同月と比べると1.05%上がった。昨年11月から前年比プラスを続けている。ただ、直近の伸び率はこの13ヶ月間で最も小さい。コアの前年比は0.65%上昇で、こちらは逆に前月の0.59%を上回る伸びだった。
Posted by 松 12/15/10 - 08:38



