2007年11月16日(金)
景気減速乗り越えるのに十分の低金利・FRB理事
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のクロズナー理事は16日にニューヨークで講演し、来年に景気減速が起きても現行の金利はそれを乗り越えるのに十分低いとの見方を示した。また、持続的な経済成長への回復にも寄与するとの見通しでもある。最近の経済指標には予想通り気掛かりな情報があるともいい、やはり現行の金融政策が適切と述べた。物価については、エネルギー価格の上昇やドル下落が金融緩和に伴う経済的な代償となるリスクを高めていると指摘した。
クロズナー理事は金融市場の変動を反映して住宅市場がさらに弱含むと見通した。住宅価格の下落とガソリン高のために個人消費のスローダウン、企業の設備投資抑制につながりかねないという。しかし、情勢が極端に悪化するサインはみられないとも強調。労働市場が底堅いことにも触れている。さらに将来の回復がインフレを引き起こすこともないはずだと述べたが、物価動向は注意深く見守る方針も示した。
本日の連銀高官による講演ではアトランタ連銀のロックハート総裁も行ったが、スピーチ先の米国南部とカナダの連盟に関する記念式典であることから南部経済を中心に語った。このため、米国全体の景気や金融政策には触れず、また後で質疑応答もなかった模様である。
Posted by 直 11/16/07 - 14:08



