2007年11月29日(木)
7-9月期GDPは前期比4.92%増に上方修正、予想も上回る
[経済指標]
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、年率、単位10億ドル
| 07年3Q | 速報値 | 07年2Q | 市場予想 | ||
| 実質国内総生産 | ↑ 4.92% | ↑ 3.90% | ↑ 3.82% | ↑ 4.8% | |
| 個人消費 | ↑ 2.66% | ↑ 2.99% | ↑ 1.40% | ||
| 国内投資 | ↑ 5.92% | ↑ 0.85% | ↑ 4.59% | ||
| 物価指標 | |||||
| >GDPデフレーター | ↑ 0.94% | ↑ 0.77% | ↑ 2.64% | ↑ 0.8% | |
| >個人消費支出(PCE) | ↑ 1.67% | ↑ 1.66% | ↑ 4.25% | ||
| >>コア | ↑ 1.82% | ↑ 1.80% | ↑ 1.36% |
7-9月期GDP改定値は前期比4.92%増加となった。2003年7-9月期以来、ちょうど4年ぶりの高成長を遂げた格好である。速報段階での伸び率3.90%から著しい上方修正でもあり、背景にあるのが非農業部門での在庫投資。速報段階での推定以上に前期を上回り、このためGDPへの寄与度も0.40から1.01と大幅修正となった。これは2005年10-12月期以来の高水準である。
貿易でも輸出が速報値を上回る伸びとなったことで赤字が当初の推定以上に縮小。この結果、GDPへの寄与度がやはり0.93から前期を上回る1.37に改定となった。企業の設備投資は7.92%増から9.43%増となり、建造物や機械・ソフトウエアが速報段階でみられていた以上の伸びだったためである。
住宅投資は4四半期ぶりの大幅減に変わらないが、減少率は従来の20.12%から19.71%とやや低い。政府支出伸び率は防衛関連での増加を反映して3.72%から3.85%に上方修正となった。一方、個人消費は速報値で2.99%増だったのが2.66%増に改定である。家具・家庭用品や食品、衣料品、またサービスと広範囲にわたって当初みられていたほどの伸びではなかった。
物価の伸び率に関しては、個人消費支出物価指数(PCE)が1.66%から1.67%と僅かな上方修正である。コアも1.82%と速報値1.80%よりやや高め。前年比は全体で2.10%と変わらず、反面コアは1.87%から1.88%に改定された。
Posted by 松 11/29/07 - 08:43



