2011年08月17日(水)
7月生産者物価指数は前月から0.21%上昇、予想上回る伸び
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 11年7月 | 11年6月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑0.21% | ↓0.37% | →0.0% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↑0.45% | ↑0.34% | ↑0.2% |
労働省が発表した7月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.21%上昇した。6月に昨年6月以来で低下したのがプラス転換。予想も上回った。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.45%上がった。8ヶ月連続上昇で、また1月以来の伸び。コアも市場が予想していた以上だった。
エネルギーが0.62%下がり、2ヶ月連続で前月比マイナスとなった。ガソリンが2.81%ダウンで、これも前月に続く低下。ただ、エネルギー、ガソリンともに下げ幅は6月に比べると小さい。暖房油は3ヶ月連続の値下がりだが、1.53%と5月や6月より小幅マイナスだった。天然ガスに関すると、住居用が1.53%下げに転じ、工業用は1.65%と前月以上の落ち込み。
食品は0.57%上がった。前月より若干ペースがスローダウン。食品の大勢は前月から上昇し、中でも卵や乳製品、焙煎済みコーヒー、魚貝類の値上がりが目立った。牛肉と豚肉も高く、しかし、加工済み鶏肉は前月比マイナス。清涼飲料水、油類もダウンで、野菜が約18%落ち込んだ。
コア部分では、資本財が0.37%上昇した。8ヶ月連続の値上がりで、また前月以上の伸びである。油田関連機器が1%を超える上昇に転換。金鉱や金属関連の機械も大きく上がった。小型トラックが再び上がったが、6月の2009年11月以来の高い伸びからペースは鈍った。エネルギー関連以外の消費財では医薬品が上昇に転じ、玩具、たばこ製品が揃って3%近い値上がり。乗用車は前月と同じ0.23%上昇となった。アパレルは,婦人・女児用が2ヶ月連続の横ばい。紳士・男児服はやや伸び悩んだ。
中間財が0.25%、コアは0.21%それぞれ上昇した。一方、原材料全体で1.17%下がり、しかしコアが0.66%アップ。
PPI の前年比伸び率は7.17%で、2008年9月以降最も大きい。コアで2.53%上昇。2009年6月以降最も高い伸びになる。
Posted by 松 8/17/11 - 08:35



