2011年08月18日(木)
7月消費者物価指数は前月比0.50%上昇、予想上回る伸び
[経済指標]
消費者物価指数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982-84年=100
| 前月比 | 11年7月 | 11年6月 | 市場予想 | |
| 消費者物価指数 | ↑0.50% | ↓0.22% | ↑0.2% | |
| コア(エネルギー・食品除く) | ↑0.22% | ↑0.25% | ↑0.2% |
米労働省が発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.50%上昇した。6月に昨年6月以来で低下したのからプラス転換し、3月以来の高い伸び。市場が予想していた以上だ。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月から0.22%上がり、前月より若干上昇率は小さい。市場の予想範囲内でもある。
エネルギーが前月から2.78%上昇した。3ヶ月ぶりの前月比プラスで、また3月以来の高い伸び。ガソリンが4.65%アップで、これも4月以来の値上がりである。ガス・電力は0.36%の値上がりで、6月に1月以来に下がったのから上昇に転じた。
食品・飲料は0.38%上昇した。12ヶ月連続アップで、また3ヶ月ぶりの大幅プラス。大勢が前月より高く、中でも乳製品、果物・野菜が揃って1%を超える値上がりで目立つ。非アルコール飲料製品、肉・魚・卵、油類の値上がりも進んだ。下がったのはシリアル・パン類、砂糖・甘味料、アルコール飲料製品。
コア部分では、航空運賃が0.06%上昇で、前月を上回ったのは4月以来だった。教育が0.66%、医療0.24%といずれも前月以上のペースで値上がりとなった。家賃も0.25%上昇で、一ヶ月前の0.11%に比べて伸びが加速。しかし、宿泊料金は6月に3.62%上昇したのが7月には1.09%アップにとどまった。新車は前月より0.03%高い。2月から値上がりを続けているが、7月はこの6ヶ月間で最も低い伸びになる。アパレルも伸び悩み。通信とレクレーションは前月以上の値下がりだった。
7月のCPI は前年同月と比べると3.59%上がった。2008年10月以降最も大きな前年比プラスになる。コアの前年比伸び率は1.76%で、これは2009年12月以来の高い伸び。
Posted by 松 8/18/11 - 08:33



