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2011年08月25日(木)

IGC、2011/12年度世界小麦生産見通し300万トン引き上げ
  [穀物・大豆]

国際穀物理事会(IGC)は世界穀物需給の月次報告で、2011/12年度の世界小麦生産見通しを300万トン引き上げ、6億7700万トンとした。最新予測は前年比4.0%増加。北半球の冬小麦収穫がほぼ完了し、欧州連合、独立国家共同体(CIS)、中国の事前予想を上回る収穫が米国やオーストラリアの予想以下を補ったという。

2011/12年度の消費予測は6億7600万トンから6億7800万トンに修正した。前年比較で3.2%アップになり、飼料向けの需要増加が例年以上の伸びに寄与するとの見方を示す。小麦がほかの穀物より割安なことが背景にあるという。2011/12年度の小麦貿易が前年比1.6%増の1億2800万トンになると見越す100万トンの上方改定。期末在庫予測は100万トン引き上げて1億9100万トンとした。ただ、前年からは100万トンダウン。米国やカナダなど高タンパク質の製粉用は細るとみられ、8大輸出国の在庫はあわせて390万トン減の6460万トン見通しとしている。

IGCは、2011/12年度の世界コーン生産予測を1000万トン引き下げ、8億4900万トンとした。大きな下方修正でも、過去最大を記録する見方は変わらないという。前年からは3.0%増加になる。

2011/12年度の世界コーン消費予測は8億6300万トンから8億5800万トンに引き下げた。飼料向けで途上国の伸び悩み、ほとんどの先進国では食肉生産が価格上昇と需要横ばいで増加ペースの鈍化がみられていることを理由にしている。エタノール生産向けでも消費はほとんど伸びない見通しで、米国は横ばい予想とした。ただ、コーン消費は下方修正でも前年から1.4%増加の見通しだ。

貿易は前年比横ばいの9300万トン。前月時点で見越していた9400万トンを下回る。欧州連合の輸入需要見通しを引き下げ、またアジアの一部で飼料用小麦の買い付けが上向く見通しも指摘。期末在庫予測は400万トン引き下げ1億1800万トンとした。前年比較で6.3%ダウン。

Posted by 直    8/25/11 - 11:07 

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