2011年08月26日(金)
FOMC、9月会合二日間に増やして追加緩和討議へ・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は26日にカンザスシティ連銀主催の国際経済シンポジウムで講演し、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で改めて追加の金融緩和について討議すると述べた。9月のFOMC会合は当初20日だけの予定だったのを20,21日の二日間に増やすともいう。議長は回復促進の準備はできていると9日のFOMC声明を繰り返したが、具体的な対策への言及や一段のてこ入れに踏み切る意向を示すことはなかった。
バーナンキ議長は景気が立ち直り過程にある個とを取り上げながらも、ペースが期待していたほどでないと明かした。商品価格の上昇、日本の震災に伴う世界的なサプライチェーンおよび生産への影響といった一時要因を指摘するとともに、3年前の景気後退が極めて厳しいものだっただけでなく、住宅市場の落ち込みと歴史的な金融危機も加わり、その後の景気回復が遅れているとの見方を示した。
さらに、夏の財政政策を巡る議会での交渉が難航したことにより金融市場や景気に影響が及んだと述べた。将来再び財政絡みで与野党が対立した場合には対米投資、雇用創出に響くとコメント。交渉自体は必要でも、議会はより明確かつ透明性のある予算を目指すのに効果的な手段をとるべきであるという。政府に対し、長期的な財政赤字削減策を打ち出す必要性とともに、財政による目先の景気回復への影響を注意するべきだと訴える。政府が税制と歳出プログラムによって景気拡大を促進できるともした。
Posted by 直 8/26/11 - 11:23



