2012年03月09日(金)
2月非農業雇用数前月から22.7万人増加、予想上回る
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年2月 | 前月比 | 12年1月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 132697 | ↑227 | ↑284 | ↑207 | |
| 民間雇用数 | 110711 | ↑233 | ↑285 | ↑220 | |
| 週平均労働時間 | 34.5 | →0.0 | 34.5 | 34.5 | |
| 時間あたり賃金 | $23.31 | ↑0.13% | ↑0.13% | ↑0.2% |
米労働省が発表した2月の非農業雇用数は前月比22万7000人増となった。2010年10月から連続アップ。増加数は前月の28万4000人(修正値)より小さいが、それでも雇用は昨年12月から3ヶ月連続して20万以上の前月比プラスを記録した。
なお、1月の増加数は従来推定の24万3000人から上方改定となった。2月とあわせて2012年最初の二ヶ月間の雇用増加数は51万1000人、月平均25万5500人である。このほか、2011年の雇用数前年比が従来推定の182万人から184万人に小幅改定。月平均で15万3300人と、従来の15万1600人をやや上回る。
雇用は政府の6000人減少を差し引き、民間だけで23万3000人増加となる。2010年3月から前月を上回った。また、民間も前月より小幅プラスだが、これで3ヶ月連続して20万超の雇用増加。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が前月比2万4000人増えた。6ヶ月連続アップだが、3ヶ月ぶりの小幅プラスでもある。鉱業が6000人アップで、前月から伸び悩み。建設では1万3000人、4ヶ月ぶりの減少に転じた。
製造業だけで3万1000人増えた。昨年10月から続けての増加だが、1月の5万2000人(修正値)より小幅。耐久財で3万1000人アップと、やはり前月からペースが鈍り、非耐久財の雇用は前月比横ばいだった。業種別に耐久財なら、金属製品や自動車および部品など輸送機器、機械の雇用増加、家具が目立った。非耐久財の中では、飲料品・タバコ、食品、プラスチック・ゴム製品が前月比プラス。
民間サービス業は20万9000人増えた。2010年1月から26ヶ月連続アップで、また昨年4月以来の大幅増加。しかも、1月の増加数は従来推定の17万6000人から20万2000人に上方改定となり、年初から20万台の前月比プラスを続けていることになる。
プロフェッショナルサービスが一ヶ月前を8万2000人上回った。昨年3月以来の大幅プラスである。一時雇用に関すれば、4万5200人と2010年1月以降最大のプラス幅である。金融関連は6000人増に転じた。不動産・リースは5400人アップで、昨年10月以来の大幅増加だ。金融機関・保険だけなら900人増加。
教育が1月に昨年6月以来の減少だったのから9100人増加に転じた。医療が6万1100人アップ。19902月からある記録上最大の雇用増になるという。また、ホテル・外食サービスが4万4500人アップで、これは昨年3月以来の大幅プラス。しかし、小売が7400人ダウンで、昨年8月以来の前月比マイナスである、美術・娯楽・レクリエーションも200人減少に転じた。
政府雇用は昨年9月から連続の減少となった。また、2月は前月以上の落ち込み。連邦政府では7000人減少し、4ヶ月連続ダウン。州政府が1000人ダウンで、2ヶ月ぶりの前月比マイナス。反面、地方自治体では2000人増加に転じた。
週間平均労働時間は34.5時間となった。前月から変わらず、3ヶ月連続で2008年8月以来の高水準だった格好になる。市場予想と同じ。時間あたり賃金が23.31ドルで、前月比0.13%上がった。市場が予想していたよりやや低い伸びである。前年比較だと1.88%高い。
Posted by 松 3/9/12 - 08:42



