2012年10月05日(金)
9月非農業雇用数は前月から11.4万人増加、ほぼ予想通り
[経済指標]
非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人
| 12年9月 | 前月比 | 12年8月 | 市場予想 | ||
| 非農業雇用数 | 133500 | ↑114 | ↑142 | ↑120 | |
| 民間雇用数 | 111499 | ↑104 | ↑97 | ↑130 | |
| 週平均労働時間 | 34.5 | ↑0.1 | 34.4 | 34.4 | |
| 時間あたり賃金 | $23.58 | ↑0.30% | ↓0.04% | ↑0.2% |
米労働省が発表した9月の非農業雇用数は、前月比11万4000人増加した。8月の増加数が9万6000人から14万2000人に改定されたため、9月は伸び悩んだ格好になる。7月も従来推定で14万1000人増だったのから、18万1000人増に上方修正された。非農業部門雇用数は2012年に入って131万4000人増加、月平均の増加数は14万6000人となっている。政府の1万人増加を差し引いた民間だけの雇用数は前月から10万4000人増加、前月の9万7000人(修正値)を上回るプラスとなった。
資源・鉱業や建設を含めた製造全体の雇用は前月から1万人と2ヶ月連続で減少。ただ、8月の減少数が1万6000人から2万2000人に改定となったため、9月の減少幅は半分以下にとどまったことになる。製造業だけでは1万6000人と2ヶ月連続で減ったが、やはり前月の改定に伴いマイナス幅は縮んだ。耐久財は1万3000人、非耐久財は3000人とそれぞれ前月から減少。コンピューター関連、自動車および部品を含む輸送機での減少が目立ったほか、印刷関連も落ちた。建設雇用は5000人増加した。4ヶ月連続で、1月以来の大幅プラスになる。鉱業雇用が1000人増、5月以来でプラス転換した。
民間サービス業は11万4000人増加、雇用全体と同様に前月から伸び悩んだ。プロフェッショナルサービスは1万3000人増と、2011年5月以来の小幅プラスである。一時雇用は2000人減少、8月が従来推定で減少だったのから増加に改定となったことから、3月以来で減少に転じた格好となる。美術・娯楽は2100人、ホテル・外食サービスは8600人それぞれ増えたが、いずれも前月からは伸び悩んだ。
小売は9400人、3ヶ月連続増加となった。医療関連で4万4500人と2月以来大幅プラス。金融関連は前月の2倍近い1万3000人のプラス。不動産・リースが4ヶ月ぶりのプラス転換で、増加数は8100人と2006年4月以降最も大きくなった。ただ、銀行・保険は5000人増で、一ヶ月前より小幅だった。
政府雇用は1万人増加の増加。8月時点では6ヶ月連続減少だったのが、データ修正に伴い7月から3ヶ月連続増加になった。ただ、この3ヶ月間では9月が最小のプラス幅である。連邦政府では4000人と2ヶ月連続で増加、州政府でも8月が減少から4000人増加に改定となり、9月には更に1万3000人増加した。地方自治体による雇用は過去の修正に伴い、7月と8月の増加したのから9月に7000人減少に転じた。
週間平均労働時間は34.5時間と前月から0.1時間増加、市場予想と一致した。時間あたり賃金は23.58ドルとなり、前月から0.30%上がった。予想より若干高い伸びで、前年からの上昇率は1.81%だった。
Posted by 松 10/5/12 - 09:03



