2013年10月11日(金)
IEA、2013年の世界石油需要見通しを小幅引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は9日に発表した月報で、2014年度の世界石油需要が前年比で日量110万バレル増加するとの見通しを示した。伸び率は前月から据え置き。2013年度の需要は日量9,100万バレルと推定、前月から9万バレル上方修正した。前年比では100万バレル、1.1%の増加となる。
9月の世界石油生産は日量9,112万バレルと、前月から62.5万バレル減少。2013年度の非OPEC産油国の生産は、日量5,470万バレルと前年から110万バレル増加、2014年は170万バレルと、記録的な増加になるとしている。OPECの9月の生産は日量2,999万バレルと前月から64.5万バレル減少、およそ2年ぶりに3,000万バレルの大台を割り込んだ。サウジの生産は3ヶ月連続で日量1,000、万バレルを超える水準となったが、ほかの加盟国の減少分を補うには至らなかった。OPECに対する石油需要(Call on OPEC)は、10-12月期が日量2,960万バレルと、前月から10万バレル上方修正された。
8月末時点でのOECD諸国の石油在庫は26億6,000万バレルと前月から780万バレル、季節的には増加基調にある中にも関わらず減少に転じた。石油製品は小幅の増加となったものの、原油在庫の取り崩しがそれを上回った。在庫は消費の31.1日分をカバー、前月から0.4日分増加した。
製油所稼動は7-9月期に日量7,730万バレルと、前年同期比で120万バレル増加。欧州の落ち込みにもかかわらず、アジアや米国の需要の好調さを支えに9月の稼働率が予想以上の高水準を維持したことが背景にある。10-12月期は前年比で90万バレルの増加と、やや稼動ペースが鈍ると予想されている。
Posted by 松 10/11/13 - 08:42



