2014年10月10日(金)
中米コーヒー生産者、さび病の影響でほかの作物に乗り換え
[コーヒー]
中米のコーヒー生産者の間で、さび病の影響からほかの作物への転作が起きていると報じられた。昨年終わりに国際価格が1ドル近くに落ち込み、農家の手元資金も縮小。今年に入り価格は回復しているものの、高価なさび病抵抗性の苗木への投資余地が小さく、また多くの生産者は低リスクの作物を好んでいるという。
エルサルバドルの生産者はロイターに対し、同氏が加盟する農協の2013/14年度(10-9月)コーヒー生産は153袋にとどまり、通常の4000袋を大きく下回ったと述べた。また、メンバーの約半分はトマトやチリの生産に乗り換えあるいは農業自体を断念したという。米調査機関ワールド・コーヒー・リサーチの幹部によると、さび病抵抗性苗木は1本あたり0.75セントから1.25ドル。従来品種の40セントより高く、中小規模の農家の植え替えには高額すぎると指摘した。
現地でロヤと呼ばれるさび病は2012年に中米各地で蔓延し、3年目となる今年もなお被害が続いている。中米のコーヒー生産の約半分がこれまでに被害を受けたとも伝わっている。
Posted by 直 10/10/14 - 11:57



