2015年04月02日(木)
14/15年世界穀物生産見通し、25.418億トンに引き上げ・FAO
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は2日、2014/15年度の世界穀物生産見通しを25億4180万トンから25億4390万トンに引き上げた。前年比にして0.8%の増加。主に欧州連合(EU)のコーンなど雑穀類の上方修正が全体を押し上げたという。雑穀類は13億1870万トンから13億2130万トンに改定。世界の小麦生産は7億2720万トンから7億1090万トンに引き上げた。
FAOはまた、2015年の小麦生産が7億2200万トンになるとの見通しを示した。前月に発表した初回予測の7億2000万トンから上方修正。しかし、前年から減少の見方は維持している格好で、EUの見通しはやや改善したものの、減反で前年から1%減少という。2015年度の生産については、中国やインド、パキスタンを天候改善の理由から引き上げた。ロシアとウクライナはコスト絡みで減産見通し。米国の生産は2%増加する見通しで、カナダを3%近い増産と見通す。2015年の雑穀類生産に関すると、南半球で減少予想であることを示した。具体的に南アフリカの生産が干ばつ要因から33%落ち込み、アルゼンチンとブラジルでは価格面から減反の見通しとした。
2014/15年度の穀物消費予測は24億7520万トンから24億9260万トンに引き上げた。前年を2.6%上回る。小麦を710万トン引き上げて7億1090万トンとした。雑穀類は12億8230万トンで、109万トンの上方修正。2014/15年度穀物貿易は3億4720万トンと、前年から2.9%減少の予想だが、従来予測からから300万トンの上方修正である。小麦を1億5100万トンから1億5140万トンに上方修正し、雑穀類は1億5180万トンから1億5450万トンに引き上げた。ただ、小麦と戸雑穀類ともに前年からは減少である。穀物の期末在庫見通しを6億3050万トンから6億4530万トンに改定。前年から6.2%の積み増しになる。小麦を1億9860万トンから2億490万トンに引き上げた。前年度から6.3%の積み増しになる。雑穀は2億55700万トンから2億6380万トンに引き上げ、前年からは12.7%の積み増しになる。
Posted by 直 4/2/15 - 14:51



