2016年05月10日(火)
USDA需給:世界在庫はコーンと大豆が予想以下、小麦予想上回る
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
| 16/17年 | 前年比 | 市場予想 | 15/16年 | 修正 | 市場予想 | |
| 小麦 | ||||||
| 生産 | 726.99 | ↓0.96% | - | 734.05 | ↑ 0.91 | - |
| 消費 | 712.56 | ↑ 0.69% | - | 707.68 | ↓ 1.01 | - |
| 期末在庫 | 257.34 | ↑ 5.94% | 243.60 | 242.91 | ↑ 3.65 | 239.60 |
| コーン | ||||||
| 生産 | 1011.07 | ↑ 4.36% | - | 968.86 | ↓ 3.27 | - |
| 消費 | 1011.90 | ↑ 4.44% | - | 968.86 | ↓ 1.94 | - |
| 期末在庫 | 207.04 | ↓0.40% | 210.40 | 207.87 | ↓ 1.04 | 206.20 |
| 大豆 | ||||||
| 生産 | 324.20 | ↑ 2.64% | - | 315.86 | ↓ 4.29 | - |
| 消費 | 327.96 | ↑ 3.08% | - | 318.17 | ↑ 1.82 | - |
| 期末在庫 | 68.21 | ↓8.13% | 73.40 | 74.25 | ↓ 4.77 | 76.10 |
米農務省(USDA)は12日付けの需給報告で、2016/17年度の世界小麦生産が7億2699万トンになるとの初回見通しを発表した。前年から0.96%減少で、米国が2.63%、欧州は2.19%それぞれ減少を見越す。また、北アフリカやウクライナは2けた減少の見通しである。一方、アルゼンチンで28.32%増加し、カナダ、ロシアなども前年を上回る見通し。消費予測は前年比0.69%増の7億1256万トンとした。輸入は2.64%減少になり、輸出が1.77%減ると予想。期末在庫は前年から5.94%膨らみ2億5734万トンになる見通しを示した。市場予想も上回る。2015/16年度に関すると、世界生産を91万トン引き上げ、一方、消費を101万トン下方修正した。輸入と輸出はそれぞれ上方修正。期末在庫は365万トン引き上げた。
2016/17年度の世界コーン生産は10億1107万トンと前年から4.36%増加を見通した。米国で6.09%増えるほか、アルゼンチンで25.93%増加の予想。また、南アフリカでは2倍に拡大を見越す。反面、欧州の生産は89.65%落ち込む見通しである。消費予測が前年比4.44%増の10億1190万トン。輸入は1億2870万トンと前年から2.99%減少の見通しだが、輸出は4.44%増えて10億1190万トンになるとみる。期末在庫予測は2億704万トンで、前年から0.40%縮小。市場の予想以下でもある。2015/16年度の世界需給では、生産を327万トン引き下げた。消費も194万トン下方修正。輸入と輸出は引き上げ、在庫が2億787万トンで、104万トンの下方修正である。
2015/16年度の世界大豆生産は3億2420万トンと前年から2.64%増加の見通しとした。ブラジルの4.04%増加をはじめ米国外で前年から5.68%アップの予想だが、米国では3.28%減少するのを見越す。消費は前年から3.08%増加して3億2796万トンになると予想。輸入が3.77%増え、輸出も4.32%増加の見通しという。期末在庫は6821万トンで、8.13%取り崩しになる見通しである。市場予想も下回る。2015/16年度の大豆生産は429万トン引き下げ、アルゼンチンとブラジルを下方修正した。消費は182万トンの上方修正。また、輸入と輸出も引き上げ、期末在庫は477万トン引き下げた。
Posted by 松 5/10/16 - 12:41



