2016年08月11日(木)
IEA、2017年度の世界石油需要見通しを小幅引き下げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2016年度の世界石油需要の伸びが、前年比で約140万バレルになるとの見通しを示した。前月からはほぼ据え置きとなる2017年度の需要は前年比で120万バレルの増加と、前月の130万バレル増から小幅の引き下げとなった。マクロ経済見通しの鈍化が背景にある。
7月の世界石油生産は、前月から80万バレルの増加となった。前年比では、21.5万バレルの減少、OPECの生産は前年比で84.0万バレル増加したが、非OPEC産油国の生産の落ち込みがそれを上回った。非OPECの生産は、2016年度には前年から90万バレル減少、2017年度には30万バレル増加する見通しとなっている。
OPECの7月石油生産は日量3,339万バレルと、前月から15万バレル増加した。サウジの生産が過去最高を更新したほか、イラクの生産も増加した。中東産油国の増産によって、前年比では68万バレルの増加、8年来の高水準を維持している。
OECD諸国の在庫は6月末時点で30億9,300万バレルと、前月から570万バレル増加、過去最高を更新した。原油在庫は減少したものの、石油製品在庫が1,590万バレルと、平年を上回る大幅増加=となった。
製油所稼動は、7-9月に日量8,060万バレルと前期から220万バレル増加、前年同期は60万バレル上回り、過去最高を更新すると見られている。10-12月期には季節的な落ち込みによって、日量8,000万バレルを割り込む見通しとなった。
Posted by 松 8/11/16 - 08:51



