2017年05月19日(金)
17/18年度インドネシアコーヒー生産、2.8%増加に転じる見通し
[コーヒー]
米農務省(USDA)アタシェによると、インドネシアの2017/18年度(4-3月)コーヒー生産は1090万袋と前年比で2.8%増加の見通しとなった。2016/17年度が前年から12.4%の落ち込み1060万袋と推定されることから、プラス転換の予想であるが、2015/16年度の1210万袋には届かない。生産の大半を占めるロブスタ種の2017/18年度生産は前年比3.2%増の960万袋の見通し。
2017/18年度の輸出は820万袋で、前年から2.0%の増加見通しとなった。国内消費は中間層の増加を反映して拡大傾向の継続が見込まれている。2016/17年度に前年を4.6%上回る332万袋、2017/18年度にはさらに340万袋に増加の見通しとなった。また、国内生産が十分に消費を補えるにもかかわらず、消費者需要が高品質のアラビカ種輸入を支えているという。2017/18年度期末在庫は4万9000袋とみられ、前年から5000袋膨らむ見通し。
Posted by 直 5/19/17 - 10:07